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「一人ひとりに向き合う育成」 マニュアルではなく”対話”で人は育つ
  • 春原常務

    アカツキ交通 常務。入社後の教育や新人サポート体制の中心を担う。

育成の考え方

アカツキ交通は「人を育てられる会社」である理由はどこにあると思いますか?

春原乗務
正直に言うと、完璧な教育マニュアルがあるわけではありません(笑)。でもその分、一人ひとりときちんと向き合うことをとても大切にしています。
相手がどんな性格で、どんな考え方をしていて、どこでつまずいているのか――それを丁寧に見極めて、その人に合った育て方を考えるんです。

一人ひとりに向き合う指導とは

一人ひとりに向き合う、というのは具体的にどんなことをしているのでしょうか?

春原乗務
たとえば研修中は、現場で一緒に営業に出たり、隣の席に乗って運転を見守ったりします。その中で「困っていることはない?」「こういう時はどう思う?」と、こちらからたくさん声をかけます。
そこで出てきた疑問や意見は、たとえ正解と違っていても否定せず、「なるほど、じゃあこういう考え方はどう?」と一緒に考えていくようにしています。

小さな会社だからこそできる育成

人数が少ない会社だからこそできることもありますか?

春原乗務
そうですね。大手だと20人、30人と新卒が入ってくるので、どうしても一方通行の教育になりがちです。でも私たちは一人ひとりのペースに合わせた育成ができるんです。
たとえば、話し方が苦手な人には接客の練習を一緒にしたり、運転に自信がない人には一緒に走ってコツを伝えたり。とにかく“その人に合う形”を考えて伴走します。

成果として現れていること

成果として感じていることはありますか?

春原乗務
新卒採用を3年連続で行っていますが、誰一人として辞めていません。これは私たちの育成スタイルが結果として表れている証拠だと思っています。
特に高卒で社会経験のない方などは、時間をかけて丁寧に寄り添うことで、「安心して働ける」と感じてもらえるケースが多いですね。

育成で大切にしている姿勢

育成の中で、最も意識していることは何ですか?

春原乗務
やはり**「話を聞くこと」**です。
「困っていることはある?」「こうしたらどうかな?」と対話を重ねていくと、本音が出てくる瞬間があります。その本音をしっかり受け止めて、一緒に解決策を考える。これが一番大切です。
叱るときも「お客様の立場だったらどう感じる?」と問いかけ、自分で考えてもらうようにしています。押し付けるのではなく、“自分の言葉で納得して成長する”経験をしてほしいからです。

人との関係性づくり

人との関係性のつくり方も大切にされているんですね。

春原乗務
そうですね。ときには悩んで涙を見せる若手もいます。でも、そんな時もまずは「それはつらかったね」と受け止めることから始めます。
その上で「なぜそうなったのか」「次はどうすればいいか」を一緒に考える――そうすることで、信頼関係が生まれ、長く安心して働ける環境ができていくんです。

これからの育成への想い

最後に、今後の育成で大切にしていきたいことを教えてください。

春原乗務
これからも、「人と向き合う」という姿勢は絶対に変えません。
私たちは、立派な教育マニュアルがなくても、目の前の一人と本気で向き合えば人は必ず育つと信じています。だからこそ、ここで働く人たちが安心して成長し、自分らしく力を発揮できる環境をこれからも作っていきたいです。

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